→2022年2月14日にショップ開設、17日にアイテム公開致しました。
-はっとする程の深く鮮やかな色と、不規則に刻まれたデザインがミステリアスに輝き、不思議な魅力を放つレジンクリスタルと
-ヴィンテージな雰囲気がオトナな純度の高い銀製ビーズを
-さりげなくコーディネートに溶け込む長さにカットした、環境配慮製法のシックな本革の丸紐と合わせ
-強力なマグネットによる抜群の操作性を誇り、ふとした瞬間には外れにくい最強の留め具を
-医療器具にも使われるアレルギー発症率の低く剛性の高いサージカルステンレスで繋ぎました。
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Shallorite (single)/浅葱クリスタルとヌメ革のショートペンダント





浅葱色とは、明るい青緑色。
もとはネギの葉をうすめたような色なんだとか。
私がイメージしたのは、山奥に流れる綺麗な川。
渓流ではヤマメが釣れ、カワセミやヤマセミも時折目にするようなところです。
上流は浅く歩いて渡れるところも多いですが、岩が切り立ったところでは水が勢いよく流れ落ち、深くなっています。
綺麗な水が深くなると、このような青緑色に。
水の流れる涼やかな音と、鳥のさえずる声、風が吹いて木々がざわめく音。それ以外は何も聞こえないのどかな場所で、この色はところどころ幻想的な風景を醸しています。

浅葱の直訳はなさそうだったので、Shallot(エシャロット)。
それに、青緑色の綺麗な宝石の名前がGrandidierite(グランディディエライト)。
二つを掛け合わせて、Shallorite(エシャロライト)と名付けてみました。
革紐を一重と二重の2タイプご用意しました。
一重のこちらには、大きめの銀製ビーズが飾ってあります。
ビーズの紋様も波打つようでイメージにぴったりです。
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→Shallorite single
Azulite (single)/紺碧クリスタルとヌメ革のショートペンダント







紺碧。
言葉の響きがとても素敵。
気持ちよく晴れた真夏の高い空は、まさに紺碧の空。
そして、その色が写ったかのような透明度の高い綺麗な海も。
外海は波が高くザバーッという音を立て、よく風も吹きます。
ピーーヒョロロロ…と、トンビの鳴き声が響いて、埋もれてしまいそうな柔らかく暖かい砂浜を歩いていく。
真夏の海の景色はこんな感じですね。
紺碧の意味、Azure(アジュール)。
透き通った青い宝石に、Lazulite(ラズライト)があります。
二つを掛け合わせて、Azulite(アズライト)と名付けてみました。
こちらも一重の革紐に大きめの銀製ビーズが飾ってあります。
同じく波のような紋様がぴったりで、雰囲気を格上げしてくれます。
何度も試作をこしらえているので、出かけて人に会うときに実際身に着けて行くことがありました。
透明度の高い深い色は、浅葱も紺碧も好評です。
自分から話し出すことなく、ネックレスに話題がふれてくれるのは、作った身としては光栄としか言いようがないですね。
結構よく見てくれてるものです。
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→Azulite single
Shallorite (double)/浅葱クリスタルとヌメ革のショートペンダント







最終的にこの形に落ち着くまで、七転八倒しておりました。
初めは私の好みで勾玉を作っていたのですが、弟からは「使いにくい」の一言。
また加工のしやすさゆえに、初めはかなり大きめサイズで作っておりました。
これもまた不評の一因に。
続いて河原に転がっている石っぽい形状のものも制作してみたのですが、作品として世の中にあふれていそうで、完成させることなくお蔵入りに。
それから、歴史の資料集に載っていたような、古代日本人先駆けの大発明「磨製石器」をイメージして、表面を切削して作ってみたのが、こちらに近づく糸口になりました。
私の勝手なイメージですが、革紐ネックレス(ペンダント)=長い革紐に大きなチャーム(飾り)がついているもの、だったのです。
最初はみぞおちに下がるくらいの長さの紐に、親指くらいの大きさのチャームを想像してこしらえておりました。
試しに完成させて弟に送ったところ、「長い」「でかい」とのことでした。
弟にとっては、チャームも小さく、革紐の長さも短い方が使いやすかったようです。
ならば・・・と思い、二重の短い革紐に、小さいチャームを考案したこともありました。
その時は、今のような細長いチャームではなく、もっと四角に近くて石っぽいデザインでした。
それを見せたところ、「いや細い方が好きだわ」と。
その後大きさをあまり変えずに、若干丸めでどちらかと言われれば縦長だけど…という少しずんぐりしたデザインのチャームをこしらえたこともありました。
まあそれも、大して気に入らなかったようで反応はいまひとつ。
結果、一番初めにこしらえた磨製石器イメージの半分くらいの大きさで落ち着きました。
長さと大きさを2パターン考えてはいたのですが、差分をつけるためにどちらも使いにくいという本末転倒になってしまいましたのでやめることに。
一重も二重も、チャームのデザインに違いは作っておりませんが、若干小さくなったかな…と思うものを二重の方に使うようにしております。
こちらの方が少し革紐を短めに作っている故、バランスが取れるかなという判断です。
こちらは、二重の革紐に小さめの銀製ビーズを飾ったもの。
ビーズは縄の結び目のようなデザインで、革紐をよく引き立ててくれます。
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→Shallorite double
Azulite (double)/紺碧クリスタルとヌメ革のショートペンダント






レジンで作られた作品は、中に封入した飾りがメインであることが多いので、表面は磨いて綺麗にすることが多いかと思います。
ですが、表面をあえて武骨に跡が残るように削るのも、ミステリアスで魅力的に見えるな、と我ながら良いと思っております。
宝石の表面を面を取って削っていくと、石によって光が屈折してきらっと光って見えますね。
レジンの場合光が中で屈折していることはないかと思われますが、それによってこの神秘的な雰囲気は醸し出されていると思っております。

エポキシレジンは透明度が高いです。
だからこそ、着色が濃いめでも深く鮮やかに色づいてくれますし、透き通ったまま。
そして、表面を不規則に削って加工することで、光が乱反射してくれます。
天然石の色合いや模様も、宝石の輝きも、それぞれとても綺麗で引き込まれる独特な魅力があると思います。
ですが、この透明感と反射でミステリアスな魅力が出せるのは、エポキシレジンならではだと私は思っています。
こちらも二重の革紐に小さめの銀製ビーズを飾ったもの。
縄の結び目のようなデザインのビーズは雰囲気をランクアップさせてくれます。
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→Azulite double
こだわって選んだ素材たちに関しては、とても長くなったので別ページに記載しております。
アイテム写真集


























